脱毛の施術中の痛みは、痛みを感じた時点でスタッフに伝え、照射の出力や進め方を調整してもらうことで軽減できる場合があります。冷却、照射ペースの調整、声かけ、呼吸を意識することも役立ちます。
脱毛の施術中に痛みを軽減する方法
1. 痛みを我慢せず、すぐにスタッフへ伝える
「少し熱い」「痛みが強い」「一部分だけ特に痛い」など、感じたことを具体的に伝えましょう。スタッフは、出力を下げる、照射の間隔を空ける、同じ場所を続けて照射しないなど、施術方法を調整できる場合があります。
痛みを伝えることは、施術を断ることではありません。無理に耐えるよりも、肌の状態を確認しながら進めてもらうことが大切です。
2. 照射部位をしっかり冷やしてもらう
照射前後に肌を冷却すると、熱さや刺激が和らぐことがあります。痛みが強いときは、「もう少し冷やしてから照射できますか」と伝えてみましょう。
ただし、機器や施術方法によって冷却の手順は異なります。自己判断で冷却材を長時間当て続けず、スタッフの指示に従ってください。
3. 照射のペースをゆっくりにしてもらう
短時間に続けて照射されると、刺激を強く感じる人もいます。痛みがつらい場合は、照射の間隔を空ける、休憩を入れる、狭い範囲ごとに進めるといった対応が可能か確認しましょう。
4. 息を止めず、照射の瞬間にゆっくり息を吐く
痛みを予想して体に力が入ると、刺激をより強く感じることがあります。照射のタイミングに合わせて、ゆっくり息を吐くことを意識しましょう。
肩や手に力を入れすぎないこともポイントです。スタッフに「次に照射する場所」を知らせてもらうと、突然の刺激に身構えにくくなります。
5. 気をそらせる方法を使う
会話をする、音楽を聴く、視線を別の方向へ向けるなど、痛みに意識を集中させない方法もあります。イヤホンの使用や会話が可能かどうかは、施術前に確認してください。
痛みが強くなりやすい条件
脱毛の痛みは、施術部位だけでなく、毛の濃さや太さ、肌の状態、機器の種類、照射設定によって変わります。特に、次の条件では刺激を強く感じることがあります。
- ワキやVIOなど、皮膚が薄い・毛が太い部位
- 日焼けや乾燥がある肌
- 肌荒れ、傷、赤みがある部分
- 生理前後など、普段より刺激に敏感に感じる時期
- 前回より出力が上がった場合
同じ部位でも毎回痛みが同じとは限りません。前回は問題がなかった場合でも、痛みや肌の状態が違うときは施術前に伝えましょう。
痛みを軽減するために施術前からできること
施術中の痛みを抑えるには、施術前に肌への刺激を減らしておくことも重要です。
- 日焼けを避ける
- 肌が乾燥しないように保湿する
- 施術前の飲酒や、刺激の強い運動を控える
- 電気シェーバーなどで、指定された方法どおりに自己処理する
- 傷、湿疹、強い赤みがある場合は事前に相談する
保湿剤や日焼け止めを施術当日に使用してよいかは、店舗やクリニックの指示に従ってください。自己処理で肌を傷つけると、施術時の刺激が強くなることがあります。
麻酔クリームや痛み止めを使ってもよい?
医療脱毛では、医療機関によって麻酔クリームなどを用意している場合があります。使用できる種類、塗る量、塗布する時間、料金は施設によって異なるため、予約時または施術前に確認してください。
市販の麻酔クリームや痛み止めを自己判断で使うのは避けましょう。肌への影響や施術との相性が確認できないほか、エステ脱毛では使用できない場合があります。
痛み止めを服用する場合も、施術施設への確認が必要です。薬を飲んでいることを伝えずに施術を受けるのではなく、薬の名前や服用目的をスタッフや医療者に相談してください。
痛みを我慢してはいけない症状
一時的な熱さや軽い刺激は脱毛で起こることがありますが、強い痛みを我慢し続けるのは適切ではありません。次のような場合は、すぐに照射を止めてもらい、肌の状態を確認してもらいましょう。
- 耐えられないほどの痛みがある
- 急に強い熱さを感じた
- 赤みや腫れが急に広がった
- 水ぶくれ、ただれ、出血がある
- 施術後も痛みが強く続く
水ぶくれやただれなどがある場合は、自己判断で薬を塗らず、施術を受けた施設へ連絡してください。症状が強いときや改善しないときは、皮膚科などの医療機関に相談しましょう。
施術中に痛みを軽減するための伝え方
スタッフには、次のように伝えると状況を把握してもらいやすくなります。
- 「熱さが強いので、少し冷やしてほしいです」
- 「この部分だけ痛みが強いです」
- 「出力を下げられるか確認したいです」
- 「続けるのが難しいので、いったん止めてください」
- 「赤みやヒリヒリ感があるので、肌を確認してください」
痛みの感じ方には個人差があります。脱毛の施術中は、我慢するのではなく、痛みの場所や強さを具体的に伝え、冷却や出力、ペースを調整してもらうことから始めましょう。







